この度、第26回岐阜県病院協会医学会を平成21年10月25日(日)に高山市の高山市民文化会館において開催することになりました。
本学会はこれまで全て総合病院によって主催され、当院のような単科の精神科病院が担当することは初めてのことであります。
身に余る光栄なことであり、職員一丸となって重責を果たせるように努力する所存であります。
会員の皆さんや関係各位のご協力、ご支援を心よりお願い申し上げます。
本学会は県内約100の会員病院の医療従事者が毎回1000人以上参加する岐阜県最大の学術集会であります。
医療情勢がきわめて厳しいなか、県内の医療の担い手が一同に会し、職種を超えて県内の医療を考え、情報を共有することは大変意義深いこと思います。
今年もまた日頃の取り組みや問題意識を発表し、意見交換をして頂きたいと思います。
当院は精神科病院ですので、この点を今回の学会にも反映したいと考え、基本テーマを 「身体・精神・社会的側面に配慮した全人的医療」 としました。
癌の緩和医療、身体疾患とうつの合併、自殺の問題、患者とスタッフの関連、リエゾン関係、福祉の側面など精神面と関連した発表も期待しています。
特別講演は岐阜大学医学部精神科教授塩入俊樹先生に 「身体科に必要な精神医学の知識」 についてお話をして頂く予定です。
明日からの診療の幅が広がるものと確信しています。
東海北陸道が北陸と繋がり、また高山市内まで自動車道で来れるようになって、高山までの交通は大変便利になりました。
飛騨地方の10月下旬は紅葉の真っ盛りです。
時間が許せば、白川郷、白山スーパー林道、新穂高ロープーウェイ、平湯、上高地などまで足を延ばし、リフレッシュされるのも良いかと思います。
多数のご参加をお願いします。
第26回岐阜県病院協会医学会
学会長 加藤 秀明
医療法人生仁会 須田病院 院長